1989-11-30 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
○広瀬委員 中山大臣は、過般の九月二十六日の国連の総会で演説をされました。実に立派なことを言っている。私もこの格調の高い演説全文を外務省からいただきまして、読ませていただいたわけでありますが、こういう国連の総会で、国際舞台で、大舞台で演説をされたわけですから、世界一の経済大国になった日本の外務大臣として実にふさわしい演説だと私は拝見したわけなんです。「国際社会は、対立から対話へ、抗争から協力へという
○広瀬委員 中山大臣は、過般の九月二十六日の国連の総会で演説をされました。実に立派なことを言っている。私もこの格調の高い演説全文を外務省からいただきまして、読ませていただいたわけでありますが、こういう国連の総会で、国際舞台で、大舞台で演説をされたわけですから、世界一の経済大国になった日本の外務大臣として実にふさわしい演説だと私は拝見したわけなんです。「国際社会は、対立から対話へ、抗争から協力へという
○広瀬委員 この委員会で前の宇野外務大臣にも二回にわたって聞いたのですけれども、全く同じような答弁であった。そういう状態で大変遺憾だと言われながら、さてそれではどうしたらいいのかという点について、両国が友好的に関係改善に向かって一歩でも二歩でも新しい展開を示せる、そういうものについて、外務大臣としてのお考えが何かあってしかるべきだろうと思うのですね。 とにかくもう半世紀も植民地抑圧の清算も終わらない
○広瀬委員 最初に、防衛二法の審議に関連をして、外務大臣においでをいただきましたので、日本の対朝鮮政策について、特に北半分の朝鮮民主主義人民共和国との関係について、今、日朝の関係がまさに底冷えといいますか冬の季節の真っただ中にあるような気がしてならないわけであります。我々も戦後四十五年目を迎えようとしているわけでありますが、戦争が終わって日本の三十六年間にわたる朝鮮に対する支配体制から朝鮮民族が解放
○広瀬委員 本来ならば、冒頭にも申し上げましたように、そこまでお考えならば議員立法を待たずに、厚生省と法務省できちんと相談をした上で総理府から提案をする、あるいは制度上、こういういわゆるひさし貸し委員会の場合には実質的所管省というか、そういうところから提案されるのかよくわかりませんけれども、そうすべきであったと思うのですが、その辺の事情をもう一遍、見解を明らかにしていただきたい。
○広瀬委員 先例を開くと言いましたが、若干はあるということですから、それを否定するつもりはありません。ただ、多くの場合、憲法調査会法であるとかあるいは選挙管理委員会の関係、選挙に関する問題であるとか、そういう問題とこの種の委員会というのはやはり本質的な違いがあるだろうと思うのですね。この点であえて論争するつもりはありませんが、私が事務局に確かめたところ、こういう脳死をめぐる問題あるいは臓器移植という
○広瀬委員 臨時脳死及び臓器移植調査会設置法案について若干御質問をいたします。 まず最初に、提案者の代表にお伺いいたします。 総理府にこのような調査会を置くあるいは審議会を置くというような問題につきましては、議員立法によってそういうものを提案するというのは、少なくとも私の記憶するところではいまだ前例のない提案の手続である、そういうように思うわけであります。本来ならば、私は、政府みずからがこのような
○広瀬委員 結構でございます。そういう気持ちをしっかり基本に持つ、腹の底にそれをしっかり踏まえて対朝鮮問題は考えていかなければならない、そういうように思いますので、その気持ちをひとつ大事にしていただきたい、このことを要望いたします。 それと同時に、今日、朝鮮民主主義人民共和国と韓国とが三十八度線で分断されておるわけでありますが、韓国の方からも盧泰愚大統領の七・七宣言、こう我々は申しておるのですが、
○広瀬委員 ワンステップということで、現在の段階ではという御説明がありました。なるほど昨年盧泰愚韓国大統領が七月七日に新しい政治宣言を出されました。今までは北の脅威というようなことを中心に韓国の政治もある程度は動いておった、これは無視することのできない事実だと思いますが、それを今度は民族的共同体、北と南はそうなのだ、したがってこれはもう将来一緒にならなければいかぬのだ、そういうまさに革命的とも言うべき
○広瀬委員 ただいま議題になっております在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、質問をいたしたいと思います。 法案の内容それ自体については、私は特別質問申し上げるような点はございません。在ウィーンの国際機関日本政府代表部並びに在マーシャル日本川大使館及びミクロネシア日本国大使館を設置するとともに、これらの在外公館に勤務する
○広瀬委員 それから八年ないし九年たっておるわけでありますが、その間に価格の面で、あるいは使用する石炭の量、前には石炭手当を加算額というようなことで、エネルギー革命もあって石炭から石油ということになってきたと思うのですが、その使用量なりあるいは価格の変動なりというようなものでどういう変化が端的にあったかということについて、お聞きしたいと思います。
○広瀬委員 寒冷地手当の本体に対して、加算制度ができたのは五十五年と記憶いたしておりますが、現行の額を加算額として決定したのは五十五年でございますか。
○広瀬委員 大変短い時間でございますので、答弁をなさる大臣、人事院総裁、ぜひひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。 私は、国家公務員の寒冷地手当法に限定をいたしまして質問をいたしたいと思います。一般職、特別職その他防衛庁関係は、後で同僚の田口議員から質問があるはずでございます。 まず寒冷地手当については、大体給与改定といえば、少なくとも物価の上昇あるいは生活全般のレベルの向上というようなことで
○広瀬委員 この問題はそれくらいにいたしまして、将来とも国会の求めた資料は最大限速やかに提出方を御協力いただくようにここで確認をいたしまして、次に進みたいと思います。 この法律の目的、これは第一条に書いてあるわけですが、前段を省略いたしまして、「行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の取扱いに関する基本的事項を定めることにより、行政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを
○広瀬委員 この問題で多く時間を費やすほど私の持ち時間がないものですから、これ以上しつこく追及はいたしませんが、今度の法案は非常に大事な法案だと私は思うのです。我が国においてもプライバシー保護、個人情報の保護というものを、個人の尊厳という立場に立って個人の人格権が尊重されるんだ、そういう中にあって一定の前進面を持つ法案を出したわけですから、今長官のおっしゃったことは弁解になっていないと私は思うのです
○広瀬委員 ただいま議題になっておりますいわゆる個人情報保護に関する法律案に対しまして、若干の質問をいたしたいと思います。 この法案、これは日本にとりましてはまことに新しい分野の問題であるわけであります。世界的にも、大体一九六〇年代から始まって七〇年代に次々に各国でこの種の法律ができた、こういうようなことで非常に歴史も新しいし、日本にとっては長く叫ばれながら今日までこの種の法案が出てこなかったわけでありますが
○広瀬秀吉君 ただいま、私たち四名に対し、衆議院永年在職議員として、院議をもって表彰の御決議を賜りました。議会人として、政治家としてこれに過ぐる名誉と光栄はございません。まことに感謝感激の至りであります。 ここに、年長のゆえをもちまして、被表彰者一同を代表して心から御礼の言葉を申し上げる次第でございます。(拍手) 顧みますれば、初当選より二十五年の長きにわたり本院に在職し、日暮れて道遠しの感なきにしもあらずではありますが
○広瀬委員 新聞の報ずるところによりますと、戦車を目標にして戦車から粘着砲弾を発射する、一たん戦車に当たってそれが跳んでいって別なところで、国有林の中で爆発をしたというのが今度の状況のようですが、それは自衛隊の訓練中の人たちは目撃をしてわかっておったというのですね。その戦車に命中したところで爆発をしないで、それが跳越して国有林の中で爆発をした。それから後三十分間射撃を依然として続けておった、そういう
○広瀬委員 ごく最近のこの種の事故は、六十年の五月八日に沼津の営林署管内富士山国有林に実弾射撃訓練中の実弾が落下をし爆発をした、こういう事例がありました。それからまた、六十二年三月九日、昨年でありますが、旭川支局の富良野営林署上富良野国有林、やはりこれも上富良野駐屯地の陸上自衛隊の実弾射撃訓練中、装薬のミスから着弾地を越え国有林内で爆発をした、こういうことがあります。 これはごく最近の一、二の例だけでありますが
○広瀬委員 きょうは、外務大臣、農林水産大臣、法務大臣に来ていただきまして、また後から官房長官もおいでになるだろうと思いますが、防衛二法関係について関連する諸問題を含めて御質問をいたしたい、このように存じます。 まず最初に、林野庁長官もお呼びしましたが、「なだしお」と第一富士丸の衝突事件、これは海の事故でございましたが、昨日でございますか、今度は陸上自衛隊の戦車の砲弾が演習場外で、しかもそれが国有林
○広瀬秀吉君(続) まさに絶好のチャンスであり、日本国総理のステーツマンシップの発揚これにすぐるものはないと思います。 次に、総理にお尋ねしたい点は、世界的な経済大国となった日本として国際社会におけるそれなりの役割を果たす、これはあくまで軍事的なコミットメントであってはならない、こういうことを申し上げます。
○広瀬秀吉君(続) 政府は、我が国は西側陣営の一員であり、日米安保条約のもとにある、こう主張するでありましょうが、平和憲法のもとに生きている日本が余りにも米国一辺倒の立場に固執し、この歴史の流れに逆行するようなことがあってはならないと思います。米国の要求に唯々諾々とこれ従い、軍備増強を急ぐ必要はないと思いますが、総理、いかがでございましょうか。 かつて福田元総理は全方位外交の展開を言われましたが、
○広瀬秀吉君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に御質問いたします。 きょうは非常に緊急、差し迫った二つの問題がございますので、昨日政府に質問通告をいたした以外に、非常に緊急性の高い二つの問題をまずもって質問をさせていただくことをお許しいただきたいと思います。(拍手) 一つは、いわゆる農畜産物輸入自由化
○広瀬委員 今日的な国際社会における日本の地位というのは、国際経済の中で間もなくアメリカを追い越すかもしれぬというような国民総生産、あるいは国民一人当たりの所得というような点でもかなり上がってきている。それだけ経済的な力が圧倒的に強くなってきているというようなことで、それに見合う国際的な責任を応分に果たしていかなければなるまい。世界各国の国民にそういう経済大国としての奉仕、貴重な人類の幸福を目指して
○広瀬委員 外務省から「わが国外交実施体制の強化について」という大変よくできたパンフレットをいただいております。この中に日本の外務省の定員の諸外国との比較表があるわけでありますが、日本の外務省は四千六十である。ことしの予算では八十六名か増員をされたということも伺っているわけであります。アメリカと比較するのもどうかと思うけれども、一万六千三百二人という数字が出ております。同じような立場にあるといいますか
○広瀬委員 在外公館法についてまず御質問いたしまして、その後、今日、日本外交の盲点というか空白の状態になっている朝鮮民主主義人民共和国との外交関係はどうあるべきかという問題について、外務大臣に御質問いたしたいと思います。 最初に、在外公館法について数字をお聞きしたいのですが、皆さんの資料によりますと、在外公館の所在箇所は百七十一という数字があるわけでありますが、今日世界には、日本と外交関係を結んでいる
○広瀬委員 そのとおりであろうと思うのですが、生活の保障という場合に、その補い償うという意味で、今回も共済関係の年金の引き上げ、こういうようなものとは異なった措置をいたしまして、それよりはやや上回る引き上げ措置も講じておる、こういうことになっているわけですけれども、現状の恩給を、今度大体一・二五%ですか引き上げるということですけれども、その引き上げによって皆さんが考えておられる生活保障というものは十分達
○広瀬委員 国家補償的性格を持つ、それはまさにそのとおりであろうと思うのですが、生活のホショウというものが、ホショウと日本語で通常言いますと補い償うという補償もありますし、それから社会保障の保障、その二つがありますが、どちらでございますか。
○広瀬委員 まず冒頭、高鳥総務庁長官にお伺いをいたしますが、これはもう何回もこの委員会でほかの委員にも答弁されたかと思うのでありますが、恩給法、恩給制度、恩給年金制度、こういうものの本質と申しますか、趣旨と申しますか、そしてまたその持つ社会的な意義、こういうものについてまずお伺いをいたしたいと思います。
○広瀬委員 日米安保条約を持っている、私どもは必ずしもこの日米安保条約を肯定するものではないし、私どもも六〇年安保のときに、実は私が国会に出る気になったのもあの安保条約を契機にしてでありまして、私どもの社会党の同期生は安保会議員団と実は称しているわけでありますが、そういう立場もありまして、今日自衛隊違憲論あるいは日米安保条約違憲論というようなものがあるわけであります。 私は、どう考えても、真剣に憲法
○広瀬委員 一部に、東西関係、特にアメリカとソビエトの間に緊張緩和の方向を目指す努力も認められておるわけでありますが、そうはいっても、それぞれ中東でもその他でも戦争が今でもいろいろな箇所で行われつつあるという、そういう危険というものもあるんだということだから、自衛隊としてはやはりやるべきことはちゃんとやっておかなければいかぬのだ、こういうことだと思うのです。 例えば、中東の戦争などにおきましても、
○広瀬委員 官房長官がお見えになりましたので、時間も四十五分と制限されておりますから、最初に官房長官に四十五分の間質問をさせていただきたいと思います。 まず、日本の防衛を考えるに当たって世界の情勢、特に防衛白書では、非常に緊張が高まっている、特にソビエトの日本周辺における軍備が著しく増強されているという面ばかり強調されているような気がしてならないわけです。御承知のように、これは釈迦に説法はいたしませんけれども
○広瀬秀吉君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員森山欽司先生は、去る五月二日山梨県河口湖町の休養先において急逝されました。 まさに青天のへきれきであり、私は、しばし電撃に打たれたごとく茫然として言葉を失った思いでありました。折しも、参議院議員の眞弓夫人は、中米のニカラグアにおける列国議会同盟会議に出張中の忽然の計報でありまして、「私がそばにいてやれなかったことが悔やんでも悔やみ切れません
○広瀬委員 甚だ僣越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 綿貫前委員長は、御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念をもって、当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に努力されてこられました。我々一同深く敬意を表するとともに、その御労苦に対し深甚なる謝意を表するものであります。 今後の御活躍と御発展を心からお
○広瀬分科員 長官、土地なんかだってこれは無限にあるわけではありませんね。林野ということになると、これは相当な面積になりますけれども、それも利用しやすいところからばたばた払い下げちゃう、売っ払っちまうんだということは、身を削ってみずからを小さくだめ方向に衰退させていく。これは最大の、よく売り食いという言葉がありますけれども、自分の一部分を切り売りしながら生きていくというのは、本当の生活に値しない表現
○広瀬分科員 そういう状況ですね。これはやはり国有林の問題としてあるいはまた日本全体の林業の問題点として、ほとんどの問題点を指摘したと見ておりますが、そういう状態の中で、どうも国有林財政も非常に苦しくなっている。間もなく、四月の初旬には六十一年度の予算も通る。通りますと、大蔵省もすぐサマーレビューに入るようなことも考えておるようです。 今長官がるるおっしゃったように、山の木を切りそれで収入を得る、
○広瀬分科員 今、世界的に林業問題というのが非常に重視をされているわけです。ヨーロッパでもあるいはアメリカ大陸でも、そして日本でも森林が非常に荒廃しつつある。これは大きくグローバルな立場からいえば地球の砂漠化現象が非常な勢いで進行しているということですし、そういうことが事実である以上、これは森林の持つ公益的機能、緑のダムだと言われ、水を貯水して絶えざる供給、不断の供給を確保するのに大変な役割を果たしている
○広瀬分科員 先ほど大臣が答弁された直間の比率というそのこと自体に政策目標としての意味は余りない、それは言うならば結果論である、これも私は理解できないことはないわけであります。ただし、やはり今大蔵大臣も答えられた点が非常に大事な問題であろう。このように、課税ベースの広いというようなことをいいましても、低所得者に重くのしかかる大型間接税あるいは一般消費税あるいはヨーロッパ型とはいえども、最終的には付加価値税
○広瀬分科員 そこで、これからの抜本的税制の見直しという立場で、その見直しの基本的立場は何かというようなことで随分議論が予算委員会等でも、また大蔵委員会等でも行われてきたと思いますが、総理が言うのはそういう課税ベースの広い課税対象というようなものを取り上げていくということも考えの中に述べられておったわけでありますが、その際基本になる原理あるいは原則的なものを簡素、公平、選択、活力とか、いろいろその都度
○広瀬分科員 大変しばらくぶりに大蔵大臣に御質問を申し上げるわけでありますが、せっかくの機会ですので、まず税制改正の問題で基本的な問題点について二、三お伺いをいたしましてから、国有林の財政問題等について質問をしたいと思っておるわけです。 最初に税制改正の問題、政府税調にも諮問をして抜本的見直しという立場で随分検討を急がれておると思いますが、私きょう大蔵大臣にお聞きしたいのは、世界的に大きく分けて税体系
○広瀬委員 甚だ僭越でありますが、委員各位のお許しを得まして、この際、一同を代表して、前姿員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。小沢前委員長は、五十八年十二月委員長に御就任以来約二年間、大変難しい政治状況のもとにおいて、その円満なお人柄と強い信念をもって終始、当委員会の円滑かつ公平な運営と国会の権威の向上に努力され、また、懸案となっておりました政治倫理審査会の設置、あるいは倫理綱領
○広瀬委員 けしからぬやり方であろう。これはまさに与党の横暴も甚だしい、まさに常識的な手続ではないと確信をいたしております。そのこともやはり厳しく糾弾をいたさなければならない、このように考えております。 したがって、これらの理由を総合いたしまして、私どもは、この種のものを深く、与党としても提出者の諸君全体が良識を働かして、真に日本国憲法の精神を尊重する立場に立ってこれを撤回されんことを求めて、継続
○広瀬委員 私は、ただいま継続か廃案かが問われております国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案は、これを審議未了、廃案にすべきであると日本社会党・護憲共同を代表いたしまして主張をいたすものであります。 まず、この法案の内容を見ますと、日本国憲法の平和主義、民主主義そして基本的人権尊重の三つの理念のいずれにも反する、この点が極めて重大な問題点であります。特に、良心の自由思想の自由あるいは表現
○広瀬委員 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合三党共同提出に係る「国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案」を審査するための特別委員会の設置を本会議において議決すべしとの動議について、提出者を代表し、趣旨弁明を行います。 主文を朗読いたします。 「国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案」を審査するための特別委員会の設置を本会議
○広瀬委員 その点非常に明快な御答弁をいただいたわけでございますので、私も全く同感でありまして、そういう方針でいってもらいたい。このことが、日本のたばこ産業を守る新しい法制度のもとにおいても非常に大きな力になり、武器になるであろうと考えるところであります。 ところで、専売法がなくなり公社制度がなくなる、そして政府全額出資といえども、これは法的にはやがて三分の二あるいは二分の一以上というようなことで
○広瀬委員 それぞれ御答弁をいただいたわけでありますが、私もその点全く賛成でございます。これから新会社に移行した後に、一方においては国際たばこ資本と競争力において劣らない会社でなければならぬ。そういう意味で最大の武器は、製造独占を維持するという、そこに今度の株式会社法につきましてもあるいはまた事業法にいたしましても非常に大きな意味があると考えるわけであります。 それともう一つは、何といいましても財政面
○広瀬委員 私は、たばこ事業法案、たばこ産業株式会社法案等、専売関係五法が大蔵委員会で大分長時間にわたってそれぞれの委員から質疑が行われ、審議が進められてまいったわけでありますが、それらについて極めて重要なポイントだと思われる点を一つ一つ、主として大臣、総裁の御所見を伺って確認をしてまいりたい、こう思うわけであります。 日本のたばこ産業は、御案内のように約八十年を超える長い間専売制度のもとにたばこ
○広瀬委員 大変おざなりの答弁で私がっかりしているわけですが、住民の不安が高じて、今ここへつくらせては子々孫々に至るまで累を及ぼすという立場を住民の皆さんはとっている。処理場の構造基準、安全基準、管理基準、いろいろあるだろうと思うのですが、そういうようなものが住民にとって大丈夫なんだ、そういう皆さんの心配はないんですよということは、業者だって説明の義務もあるだろうし、地域住民の同意なり了解なりが得られるというような
○広瀬委員 大変抽象的なお答えですけれども、住民との間にそのようなトラブルがずっともう四年、五年にわたって続いているということについて、環境庁長官としていささか今のお答えでは、まあそういうように聞いているというようなことではなしに、環境庁自身が、そういうトラブルが起こっている、実際はどうなのかというようなことを現地に行って詳細に調査する、本当に住民が心配ないんだ、そういう不安はないですよというようなことを
○広瀬委員 私は、委員外ではございますけれども、きょうは特別お許しをいただきまして、産業廃棄物処理場建設をめぐる問題で、現在、栃木県の塩谷町というところがあるわけですが、この塩谷町の産業廃棄物処理場建設をめぐって、反対をする住民と業者との間に大変な対立、トラブルの状況が起きている問題に関連して、いささか環境庁長官や関係各省庁の見解をただしていきたい、こういうように考えておるわけでございます。 この